
フロリダのクリアウォータービーチのブランディ・コッチは、まるで彼女が恐怖映画の中を生きているように感じていた。彼女の皮膚からは、色の付いた繊維のようなものが出てくると話す。
ブランディは、メジャーリーグの野球選手であったビリー・コッチ(Billy Koch)と結婚している。ビリーは時速100マイル(160km)の球を投げることができる数少ないピッチャーの1人だった。ビリーは彼女の人生が、シャワーを浴びてる際に何か奇妙な何かに気付くまでよいものだったと話す。奇妙な何か、それは彼女の皮膚にささっていた細い繊維だった。
「繊維は髪のように見えました。それらは異なった色をしていました」
ビリーは、彼女が今経験していることが「馬鹿げたことに聞こえる」ということを知っていると言う。しかし、それは真実である。「もし家族が私に電話をして『私はこんなことになっているんだ』と言うとすると、『拘束衣を送るよ、いくらかの助けにはなるだろう』というでしょうね」
アン・ディル(Anne Dill)は、類似した状態を述べている。アンの人生を見るとまるで彼女が、フロリダのメアリー湖のほとりで、牧歌的な生活をしていたように思えます。彼女の3人の娘はスポーツで優れていて、非常に優等生である。
しかしディル家の家庭は決して牧歌的なものではない。アンの40才の夫トムは1月に死んだ。そして、彼女は彼の死が彼女の全家族に感染している伝染病によるものだと考えている。
アンは彼女の家族の肌について次のように記述している。「これらは繊維素材のようだ。それは層になっている」アンは彼女らの手の皮膚が特に悪く、非常にふくらんで、かゆい。まるで虫が皮膚の下へもぐり、這い回っているように感じると話す。
医師の診断
ジョージア州ゲインズビルのグレッグ・スミス博士(Dr.Greg Smith)は、28年間小児科医をしていた。
彼は繊維が彼の親指から出てきているといい、そして、彼はそれを証明するためにビデオ撮影をした。「誰かがピンを私のつま先に刺してそれをくねくねさせた、ちょうどそのような痛みが続くのを感じた」と、スミスが言う。
彼は虫がいるなんて思ってもいなかったが「私は確かに虫が這っているような感覚があり、そして皮膚から出てくる繊維は本当に奇怪で奇妙なものだった。」と話す。
コッチ、ディルとスミスが医者の診察を受けたとき、彼らの主張が間違っているか、否定的な診断を受けた。ディルの医師は、彼女の傷の多くが手の届かないところにあったので、引っ掻くのを止めるように彼女に言いました。
ブランディはメイヨー病院(Mayo Clinic)へ行った、そこでも医者は彼女が持ってきた繊維が彼女の体から成長したと思っていなかった。「私は伝染病医師に話をし、私の体から出た幾つかの繊維を見せました。すると彼はくすくす笑ったのです。私はそのショックと、私を見て頭がおかしいんじゃないかと思われることから、他の医師に見てもらうことができませんでした。私の頭はおかしくなんかないのはわかっています」
自分自身が医師であるスミスは、彼の目でみた繊維についての病状を訴えに緊急治療室に行ったとき、精神科医に譲り渡された。彼は患者が同じ話を自分のところでしたら、やはり懐疑的になるだろうという。「私は彼らがその日に薬を飲んだかどうかを疑うでしょう。それはまったく理解できません。それは全く奇怪なことです。それは語るのに表面上とても異様です、だから誰も信じません。」
ニューヨークのセント・ルーカス・ルーズベルト医療センター(St. Lukes-Roosevelt Medical Center)の皮膚科のチーフであるヴィンセント・デレオ博士(Dr.Vincent Deleo)
は、この状態で彼のところへ来たことを検討すると「私が見た皮膚をかきむしった他の患者と異なるとは思いませんし、皮膚に原因になる何かがいるなんて信じるとは思いません。」デレオは症状が皮膚を掻いた結果であると言う。
しかし、サウス・カロライナのサーフサイドビーチの生物学者メアリー・レイタオ(Mary・Leitao)は、これらの医学的な懐疑論を受け入れることを拒否した。

「私が見たものは、繊維が集まってボール状になったものでした」と、レイタオは話す。「それは赤と青がありました。」、おかしなことに、それらは紫外線の下では赤く輝きました。
研究で理論武装して、レイタオは州立病院の一つに、彼女の息子を医師に診せるために連れて行った。医師は繊維の話を避けて、小児科医に手紙を書いた。それには、彼女の息子にはワセリンを彼の唇に塗ることが必要であることと、彼の母が徹底的な精神医学の処方が必要だと書いていた。
不屈にレイタオは手掛かりを探し、医学文献を熟読し始めた。そして彼女は17世紀の文献から、「嫌な髪」による奇妙な病気「Morgellons」を発見した。
彼女は変な繊維の症状に、モルジェロン病(Morgellons)と名をつけて、情報をウェブサイト(Morgellons.org)で公開した。それ以来、4,500人以上の人がMorgellonsの兆候があると主張し、レイタオに連絡した。名前は定着し、病気はテレビ番組"ER"でも取り上げられた。
しかし、Morgellons患者が信じるようにこれらの繊維は体の中から成長するものなのか?または懐疑論者が言う外部の環境から来る、糸くずなのだろうか?
答えを捜し求める
オクラホマのタルサ警察犯罪研究室の法医学科学者ロン・ポーグ(Ron Pogue)は、FBIの国家データベースでMorgellonsのサンプルを既知の繊維と照合した。「ええ、全て一致しません。これは奇妙な繊維です」彼は懐疑論者が間違っていると思っている。「これは、糸くずなどではないです。商業的な繊維ではないのです。」
研究室のディレクターのマーク・ボーゼ(Mark Boese)は繊維が「体が生産している何かと一致している」と言う。彼はは付け加えて、「これらの繊維は人工のはずはなく、植物から出来てはいない。これは、生物学的有機体の副産物です。」
医師がまじめに彼らを診察するに足りる、医学コミュニティを確信させる証拠を待つ間、一部のMorgellons苦しむ人はピンクのブレスレットをつけて言った。簡潔に「不屈の精神。」と。
アンは4年前から彼女の家族の写真を見て、家族が認識できないのがわかると言う。「私の子供はお父さんだけでなく、お母さんの崩壊するのも見なければなりません。それが本当に恐いです。」
-abc
【参考】
http://morgellons.org/より
症状について
これらの構造は繊維のようであるとか、糸状であると言うことができ、この構造物の発生がこの病気で最も著しい特徴である。そのうえ、患者は種のような粒と黒いしみのようものが彼らの皮膚にあらわれるとも報告されている。
皮膚徴候が特にこの基金(Morgellons Research Foundation)が注目するところではあるが、患者にとても心配されることだが、何か恐ろしい兆候が体におこったときの彼らへの重要な手がかりでもある。
皮膚徴候より重要な、この病気で減らされた個人の生活の質に関して、皮膚とは関係ない兆候を Chronic Fatigue Syndrome (CFS)、関節炎と集中と記憶に関する重要な問題をFibromyalgia(ME)に含めている。
意外なことに、一部の人は無傷の皮膚で症状を報告するように、この病気の全ての人々が明白な皮膚障害にかかっているというわけではない。問題の感覚と付随する身体の構築物は、この病気の過程の一貫した手掛かりである。
これらの未知の繊維はどのような構図か?
皮膚障害に関連する未知の繊維は、多核性で無隔壁( 隔壁"伸長方向に直交する細胞壁"をもたない)なめらかな壁でできており分岐しており、糸状と言うことができる。繊維はFTIR(フーリエ変換赤外分光分析)によって分析されて、セルロースでできていると、とりあえず特定された。
彼らが皮膚の内で成長して、細長い繊維がボールまたは繊維の山であるように見えることがしばしばある。多くの人々は、繊維ボール、縮れ毛ボールまたは糸くず玉としてこれらの束を表現する。繊維は明らかに菌糸のような構造であるが、既知の菌糸または偽菌糸の説明では説明できない。繊維はだいたいは白いが、他にも青や黒、まれに赤いものもみられる。

これらの繊維は、高度の自発蛍光を示しており、人工の繊維ではない。
子供の唇皮膚損傷からの繊維の衝撃的な自発蛍光を示す写真。 何もカバーガラスと、それを乗せるさいのジェル以外はサンプルは何も手を加えられていない。写真は、赤や青に透けて見える。
http://morgellons.org/
でも折角だから、縫い物とかにつかえないのかしら(−v−;)