BBC-HIVの起源が南カメルーンに住んでいる野生のチンパンジーから見つかったと、研究者が報告した。
SIVcpz Virus(Simian Immunodeficiency Virus from chimps/チンパンジイからの類人猿免疫不全ウィルス)と呼ばれるウイルスはHIVの起源であるとは考えられていたが、何頭かの捕獲kした動物で見つけられただけだった。
科学者の国際的チームは、野生動物SIVcpzの自然の蓄積を確認した。
調査結果はScienceに発表されるとのこと。
最初にチンパンジーを狩っている人々がウイルスに感染したと考えられる。そしてそれは、1930年キンシャサでまず見られた(コンゴ民主主義共和国の近隣)。
科学者たちはウィルスがHIVと名づけられるまで50年もかかったのは、希有な事例-エイズの兆候は個人の間で差があること-のためであると考えている。
ノッティンガム、モンペリエ、アラバマの大学からの専門家を含むこのチームは、HIVの起源を特定するために10年間の間働いている。
SIVcpzは捕獲された動物にみられただけだったが、HIVとSIVcpzの両方の宿主となる異なる種にがいる可能性は残されていた。
遺伝子テスト
血液検査をしてSIVcpzを検出することは可能だったが、それは既に捕獲している動物なら研究できるということだ。この研究は、カメルーンの研究機関、Prevention du Sida au Cameroun (PRESICA)からの専門家をともなって成し遂げられた。遠く離れたジャングル地帯の林床から集められたチンパンジーの糞便を分析する必要があったためだ。
アラバマ大学の研究員が、糞便のサンプルからチンパンジーウイルスの遺伝子配列を決定することができたので、これは役に立った。研究室の検査で、検査したグループのうち最大35%のチンパンジーが、SIVcpzが特定の抗体と遺伝情報に結びついているのを見つけた。
データの全てはそれから分析のためにノッティンガム大学に送られた。そしてそれはHIVの起源と、とても緊密な遺伝的なつながりがあることを明らかにした。カメルーン南東に生息しているチンパンジーは世界中に広まったHIVの型と最も近いウィルスに感染していることがわかった。
研究者が言うには”ウイルスの起源に関する神秘性を解くことに加えて、調査結果は将来の研究のために公開する”とのこと。しかし、SIVcpzがチンパンジーにエイズのような病気を引き起こす原因であることは発見できなかった。そこで、研究者は何故動物はどのような病気の兆候が出ないのに、人間-遺伝子的に近似なのに-には発症するのかを調査している。
緊密な関係
Paul Sharp氏(ノッティンガム大学の遺伝学の教授)が言うには「おそらく、チンパンジーと人間の間のウィルスの移動は南東のカメルーンで起こったのだろう。そしてウイルスは世界中に広まったのです。HIVが75年以上前に由来したと考えると、より密接に人間のウイルスに関連されるとするウィルスがそれ以前にあったということになります。それは最もありそうもないです。」
チームは現在、SIVcpzとHIVの遺伝子の違いは、種間の移動への適応として進化したのかどうかについての研究に現在取り組んでいると彼は言う。
Aidsmapのキースアルコーン氏が述べるには「研究者は、 彼らがHIVの先駆と考えらる特定の場所をはっきりさせました。しかし、西アフリカの広大な領域では、他の型のSIVcpzの血統存在しており、人間への感染の可能性を残しています。」
National Aids Trust(NAT)取締役のYusef Azad氏は「HIVの歴史と起源に関連するすべての発見は、 HIVワクチンを開発する際、科学者によって実行される重大な仕事にとって価値があるかもしれないので、この研究は面白いです。」と言っている。
【参考】
>>aidsmap
>>National Aids Trust(NAT)
【写真】
チンパンジー 親子
ついに特定されたのね。これは医学の進歩に役立ちそうね。
「ヨーロッパ系がアフリカ系を殲滅するために開発された病気」だなんて言う人もいるけど、早くお薬が開発されて、人々の手に行き渡りますように。